インキを付けるのを1度で済ませようとして印面を強くパッドに押しつけてはいませんか?スタンプ台を使うときに印面の底にまでインキが付いてしまうと捺した時に汚れの原因になります。また、インキが付き過ぎると太くなったり滲んだりします
インキを付けるときは、ポンポンと軽い力で4〜5回かけて薄くまんべんなく付けるようにしましょう。大きなゴム印の場合は、印面の端から少しずつずらしてインキを付けていくと良いです。小さなインキパットの場合はゴム印を置いてインキパッドの方を印面にポンポンと付けます。
ゴム印を強く押しすぎていませんか。過度な力を加えると印面が潰れ、底まで紙に当たって印影が太くなったり、ブレたり、滲んだようになってしまいます。印面をこねるようにグリグリ押すのも同様に不鮮明な印影の原因です。
美しい印影を得るには、力加減を変えて何度か試し押しを行い、ちょうど良い加減を見つけることが大切です。強く押してもインキの付きが良くなるわけではありません。ゴム印の大きさによって必要な力は異なりますので、繰り返し試しながら最適な押し方を探してください。