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落款印
落款印
落款印Q&A
?落款印てなに?

!"落成款識"の略で、書画が完成した時、筆者の名、雅号を押したもの。


?朱文と白文について教えて

!朱文とは文字が朱色にでる印。白文は白ヌキの文字になる印です。
通常白文には氏名、朱文には雅号を彫刻します。1本使いの場合は朱文を使う方が多いようです。


?落款印の大きさは使用する紙の大きさによって使い分けるの?

!はい。紙の大きさによって使い分けて下さい。
とは言っても作品により印鑑をおすスペースも変わってきますので、正確には作品によって使い分けると言う事になります。


?石の材料と柘(木)ではどちらがいいの?

!落款印は本来、石に彫って使われてきました。
縁や文字が欠けているのは石に彫る時に欠けたり何かにぶつかって欠けたりしたものです。そういった「欠け」が古めかしい良い味になり趣が出てくるのです。柘(木)に彫る場合は石に彫ったものを模して彫刻します。ただ、扱い易いのは柘です。石は丁寧に扱わないとどんどん欠けてしまいますからね。どちらが良いかと言うと難しいですが、本物思考なら石・使い易さを選ぶなら柘と言えるでしょう。


?落款印で2文字の場合、文字の配置が逆のような気がするのですが…?

!落款印の文字の配置は、通常右から左に配置します。

例えば、「大谷武史」の場合は
┌──┐
│武大│
│史谷│
└──┘
↑のようになります。

「大谷」のように2文字の場合は
┌──┐
│谷大│
└──┘
↑のように右から左に1文字づつの配置なります。

一見、文字の並びが逆と思われるかもしれませんが、日本は昔は縦書きの表記だったため文字を書く場合は、縦書きに右から左に向かって改行して表記していました。印鑑も日本の古来からの習慣通りに右から左に文字を配置しており、これが常識となっております。
2文字を横に配置するときは1文字書いて改行し、2文字目を書いているわけです。
昔の看板も同じように表記しましたので、横長の看板は右から一文字づつ改行して左に向かって書くことになります。田舎の方に行くと「店商○○」と逆に書いたような看板をたまに見かけることもありますね。
今でも小説など縦書きのものは右から左に書きますからそれと同じと考えていただくといいと思います。